サマータイムレンダ感想

Netflix、Amazon Prime、U-NEXTなどで公開されているサマータイムレンダ。公開されてすぐに一気観しました。
ほんと面白かった…

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以下ネタバレが含まれますのでご注意ください!

サマータイムレンダとは?

「サマータイムレンダ」と聞き慣れない言葉ですが、その意味はなんでしょうか。
「サマータイム」と「レンダ」の造語であることは分かると思いますが「レンダ」ってなんだ!って思いますよね。

レンダは「レンダリング」から来ていると思われます。
「レンダリング」とは、何かしらの複数のデータを元にして、特定の処理や演算を行い、画像や映像、音声などを生成・表示することです。

これはアニメを完走した方にはより理解が深まると思いますが、サマータイム(夏の時期)をデータから作り上げて表示させる(慎平が繰り返しレンダリングしたというより、潮が最後にサマータイムをレンダリングした(慎平を戻すために色んなデータから「影のいない平和な夏」を作り上げた))部分のことを指しているのだと思います。

結局「影」ってなんだったのか

影の起源は「ヒルコ様」というのはアニメで最終的に出てきました。
ヒルコ様は最初にハイネという少女のコピーを作って、島の住人をコピーするなどしてきました。

ヒルコ様は最初島に到着した時クジラの姿でした。
クジラになる前はなんだったのかは明確にはされていませんが、作中では「恐らく地球外から来た」というような表現がありました。

地球外から海に落ち(?)いつしかクジラをコピーして彷徨っていたら島についたということみたいですね。
「影=宇宙人」とすればなんだかんだ納得がいきます(笑)

ヒルコ様が最後に帰ろうとしていた世界は、宇宙のどこかにある時間の概念がない世界なのでしょうか…

最後に登場した潮は影潮?本物潮?

すべてが解決して、潮が平和な夏を生成して、慎平を送り返して(?)慎平と潮は何事もなかったかのように久々の再開を果たします。

最後のシーンでは、慎平も潮も以前のパラレルワールドの記憶を取り戻しますが、ここで「あれ?」となった方もいるかもしれません。
なぜなら、影と戦った記憶のある潮は影潮だからです。
最後に戻ってきたのは影潮なのか…

ここで改めて考えると、「本物って何?」という所です。
そう、パラレルワールドがある世界の物語では、そのワールドにいる人がそれぞれ本物です。
最初の潮(海で溺れた潮)はその世界ではいなくなってしまいました。その事実は変わりがありません。

ただし、同じ記憶をもった潮は別のパラレルワールドには居て、その潮もそこでは本物なのです。
影潮もパラレルワールドと同じ考え方で、「どこかの地点までは本物の記憶をほぼ100%受け継いでいる(そこから記憶・経験は派生していく)」とするとほぼ本物とも考えられます。

結局は「記憶のデータ」が重要になるこのサマータイムレンダでは、「潮として生きた記憶を持っているか」のみで考える方がシンプルかもしれません。

最後のワールドで、潮が生まれて元気に育つ世界が作り上げられた(この時点でも潮は本物といえる)
→その後慎平と会って、そのワールドを作った影潮の記憶がマージした。
→どちらにせよ影潮の記憶も本物として、潮は本物である。(最後のワールドの本物の潮は1人だが、パラレルワールドの本物の潮の記憶がマージした=どっちも本物)

とそんな感じで、結局は超ハッピーエンドでいいのかなと考えています。

サマータイムレンダ面白かった!!ぜひ観てみてください!

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