この前YouTubeを見ていたら、申真衣さんという方が出ていて、調べると東大→ゴールドマン・サックス→GENDAの共同創業者という華麗なキャリアを持ちながら、お子さんを育てるママ&雑誌のモデルもやっているというとんでもない人でした。(この時見たYouTubeの動画は、記事の最下部に貼っています。ご参考まで。)
世の中にはこんなすごい人もいるんだなぁ…と思いつつ、「ママ業やりながら仕事も美しさも最前線」という生き方の、まさにロールモデルに出会った気がしてなんだか嬉しくなりました。
私が広告代理店に勤めていたころは、仕事で出世していく人はやはり独身で、男勝りな人が多い印象でした。
女性の社会進出が進んできて何十年か経つのに、まだこれか…と残念に思ったものです。
しかし申真衣さんは、もともとの素質もありながら、そんなしがらみを感じさせない活躍っぷりがとてもかっこいい。
という訳で彼女のファンになりつつある筆者たこやきなのですが、申真衣さんが起業を決めた一つのきっかけとして、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』という本を紹介していました。
内容はざっくり、「これから人生100年時代になるのだから、今までの考え・生き方を変えていくべき」という本です。
内容が気になったので読んでみました。
以下、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の要点をまとめています。
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の要約
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』には、長寿社会を生き抜くための重要な概念や提案が含まれています。
①人生100年になると今までの考え方・生き方が通用しなくなる
• 人生が100年になることを前提とした新しい生き方が求められる。
• 従来の「三段階モデル(教育→仕事→引退)」では対応できない。
②多段階のライフモデルを考えていくべき
• 人生を複数のキャリアや学び、休息で構成する「マルチステージ型」の人生設計が必要。
• ステージごとに柔軟に役割を変えていくことが鍵。
③無形資産の重要性
• 有形資産(お金)だけでなく、無形資産(健康、スキル、人間関係、自己認識)が豊かな人生を支える。
• 特に学び直しや健康維持は長寿社会で不可欠。
④「リ・クリエーション」の必要性
• 長寿に伴い、一つのキャリアやライフスタイルを続けるのではなく、何度も自分を再創造する必要がある。
• リスキリング(学び直し)や新しい挑戦を恐れない姿勢が大切。
⑤寿命とお金の管理
• 長寿に伴う経済的課題に備え、計画的な資産形成と運用が重要。
• 早い段階からの準備がリスク回避につながる。
⑥テクノロジーとスキルの進化
• AIや自動化の進展により、これまでのスキルは陳腐化する可能性が高い。
• 時代に合わせた新しいスキルを学び続けることが成功の鍵。
⑦柔軟な時間管理
• 長い人生では仕事だけでなく、自己投資や趣味、家族との時間を大切にするバランスが必要。
• ワークライフバランスを超えた「ライフ全体のバランス」が求められる。
⑧人間関係の再構築
• 長い人生の中では、人間関係も変化する。
• 多様な世代やコミュニティとのつながりを持つことが重要。
⑨生きがいと目的の探求
• 単なる長寿ではなく、意味ある人生を追求する必要がある。
• 自分の価値観や目標を見つめ直し、長期的な充実感を得る努力が求められる。
⑩変化を楽しむマインドセット
• 人生の途中での変化や再スタートを恐れるのではなく、楽しむ姿勢が必要。
• 変化こそが可能性を広げるチャンスと捉える。
この本には、長寿化がもたらす新たな人生設計の可能性と、それに向けた具体的な考え方が提示されていました。
参考
私が申真衣さんを知ったきっかになった動画はこちらです。
(内容は「GSくそブラック!」でしたが、とりあえず申真衣さんってめちゃくちゃ綺麗〜!と分かれば良い動画だと思っています。)