【話題のOutlier】日本語テストはどんな感じ?AIトレーナーとして登録してみた

当ページは筆者が実際に体験したサービスのレビューとプロモーションを含みます。

最近話題の生成AIですが、とある投稿で「生成AIに言語を教えるトレーナーの仕事がある!時給31ドル!?」という内容を見ました。

たこやき

そうそう!
英語学習の記事を書いているからには私も試さねば!ということで登録してみました。いちおう合格して採用されたので、概要を紹介します。

目次

生成AIのトレーナーとは?

生成AIのトレーナーとは、その名の通り生成AIをトレーニングする仕事です。
生成AIは最初から賢い訳ではないため、そのモデルを人の手でトレーニングし、その性能を評価・フィードバックを行い、洗練させていく必要があります。

評価には、生成されたコンテンツの質や正確性、言語への適応やその言語での回答内容の自然度などが見られることが多いとされます。

Outlierってどんな会社?

Outlierは本社をカリフォルニア州にもつAI関連の企業です。
現在はAIトレーニングをメインに行っているようで、公式サイトではトレーナーを募集しています。
全世界で募集しているようで、トレーナーはフルリモートで働くことができます。

ちなみに、「Outlier」というのは統計学で「異常値・外れ値」という意味だそうで、みんなで生成AIの異常値を直していって、正しいものに形作っていく…という意味かは分かりませんがたぶんそんな感じです。

必要な英語力

実際に採用されて、いくつかのワークをこなしてみての感想ですが、「TOEIC900点+ビジネス経験があってギリギリかも!」という印象です。
少なくとも私はTOEIC920点の英語力と、ビジネスで英語を使用する経験がちらほらあった上で作業に挑んでみましたが、時間内でこれ読み切るのきつい、この表現って正しいんだっけ?…という場面は少々ありました。

採用までは基本英語はほぼ不要(履歴書は英語が必要)ですが、実際にお給料が発生するワークでは、基本的に高い英語力が必要です。

・ダッシュボードなど仕事に必要なページの説明が全て英語
作業内容を説明するインストラクションが全て英語
・AIの評価をするが、その評価にした理由の説明は全て英語で書く必要がある

しかもすべての作業は時間内にスピード感を持って行う必要があるので、調べながら…というのも結構難しい気がしました。
コピペも基本NG(他の生成AIを使っていると判断されたりするらしい)なので、タイピングの速度も必要です。

自分の英語力ではできなさそうだ…という方は

とりあえず英語の勉強を毎日やりましょう!これに尽きます。
今はAIで英会話や文法が学習できるありがたいサービスが多く出ています。
中でも、日本の会社が作った「スピークバディ」というアプリは、英語初心者〜中級者までの方にかなりおすすめです。
日常で英語に触れる機会を増やして、英語力をまずはつけていきましょう!
無料体験期間があるので、ぜひこの機会に試してみてくださいね。

登録・採用の流れ

実際の登録・採用の流れはよく変わりそう(他者のブログ記事なども見ましたがそれぞれ違ったため)なので、ざっくり今回2025年1月に登録・受験した内容を記載します。
(所々うろ覚えなのでご容赦ください)

※1人1アカウントのルールなので、複数登録できないような仕組みになっています。個人で複数のアカウントを作ろうとすることは重大なルール違反になるそうです。

1. アカウントを登録(私はGoogleアカウントで登録しました)

公式アカウントのLOGINから登録できます。

2. 個人を証明するものを登録する(私は運転免許証で登録できました)

顔認証(たしかPersonaみたいな名前のシステム)が入ります。
なんだかここで本当に登録して大丈夫なのか不安になる人多いと思います。全部英語だし…

3. 英文の履歴書を提出する

4. 30分程の日本語テストを受ける

本当に日本語力があるのかを自動システムでテストされます。
内容は数行の文章を読んで、要点をまとめて入力したり、論理的に指摘したりする内容が数問あり、その途中途中にはまるで企業の面接を受けているかのようなよくある面接質問に対して、ビデオとマイクをONでその場で回答する、という内容がありました。

日本語レベルがかなり高い(ネイティブ)人しか受からないような仕組みになっています。ビデオONなので、替え玉受験もできないようにしてあるみたいですね。

日本語テストの対策に関しては後述します。

5. 合格したらその場で結果が出る

合格した場合、その場で「試験パスしたので仕事する準備ができたね!」みたいな英語が書かれていた記憶です。

採用されたら?

Outlierの規約に「仕事の内容を詳しく記載してはいけない」といったものがあるので、あまり詳しくは書きませんが、まずはトレーニングタスクを何個かこなす必要があります。

無給のトレーニングも多いので時給換算するとそんなにかも…?と思いますが、おそらく慣れてくればトレーニングの時間も短くなり、楽しく稼ぐことができるのかなと思います。

実際の仕事はまだそこまでやっていないので、また経験したら追記しようと思います。

一旦おわり

普段はAI英語学習についての記事を書いているので興味ある人はぜひ読んでみてね!

↓今いちばんおすすめのAI英会話アプリ

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